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ごとうデンタルクリニック (京都市左京区/茶山・京都芸術大学駅)

後藤 隆行 院長の独自取材記事

茶山駅から歩いて3分という好立地にある「ごとうデンタルクリニック」。同院は、開業以来約40年にわたって地域に密着し、住民の健康を支え続けてきたクリニックだ。2019年に院長に就任した後藤隆行先生のモットーは、口腔の健康をトータルコーディネートすること。歯1本の単体ではなく、口腔を一つの臓器として捉えて診療することを心がけている。また、治療に移る際は、患者の意向を必ず確認した上でしっかりと説明を行うことを重視。患者一人ひとりに時間をかけて、丁寧な治療とコミュニケーションを意識している。「患者さんの想いに寄り添う存在でありたいです」と話す後藤院長に、診療への想いや同院の特徴などについて、話を聞いた。

天然歯の維持をめざし、一人ひとりを丁寧に診療

院長就任までの経緯を教えてください。

当院は父が開業したクリニックで、私が生まれた時からこの地域で歯科診療をしています。そんな父の姿を見て、私自身も歯科医師になりたいとずっと思っていました。歯学部を卒業した後は医療法人貴和会に勤務し、関西にある歯科医師のスタディーグループにも通っていました。私の父がこのグループを立ち上げた先生方と知り合いだったことがきっかけで、勉強会に参加するようになったんです。勉強会を通して歯周病や補綴に関する知識を深めることができましたし、歯科医師としての研鑽を積むことができました。その後、当院で父と2人で診療していたのですが、父の他界を機に2019年から院長を務めています。

診療で心がけていることはありますか?

できるだけ歯が長持ちするような治療を心がけています。例えば、治療を繰り返して何度も歯を削ってしまうと、抜歯などのリスクが高くなってしまいます。そのため、部分的な治療をするのではなく、悪くなった原因を根本的に解決することが、結果的に歯が長持ちする治療につながると思っているんです。虫歯治療の場合も、まずは原因となる細菌をコントロールして口内環境を整え、状態が良くなった後に詰め物やかぶせ物をします。歯1本を見ることにとどまらず、口腔を一つの単位として捉えて、口腔内のトータルバランスを重視しています。どれか一つでも欠けると再発してしまいますから、患者さんのご希望をしっかりと聞いた上で、口腔全体をしっかり見るようにしています。

初診に時間をかけていると伺いました。

初診ではなるべく時間を設けて、お口の状態を細かくチェックしたり、患者さんに現状を理解してもらうために丁寧に説明したりしています。悪いところをすべて治療できると良いのですが、治療における要望は患者さんによって異なるものです。痛みを感じる部分の治療のみを希望される方もいらっしゃるため、当院では患者さんの意向を尊重し、一人ひとりに合わせたゴールを定めています。また、歯磨きをはじめとしたセルフケアは、患者さんが受け身の姿勢だと十分に行われないものです。「先生に任せるよ」といった患者さんもいるのですが、それだと口内環境は改善しません。セルフケアに前向きに取り組んでもらえるように、説明する時間に重きを置いています。

歯周病治療に注力。自宅ケアができる口内環境づくりも

クリニックの特徴をお聞かせください。

歯石除去などのメンテナンスも含め、マンツーマンのかたちで患者さんと向き合っています。半個室でチェアを設けているため、プライバシーの保たれた環境で治療を受けられるのも特徴かもしれません。診療の際には、患者さんの歯石除去などのメンテナンスも含め、患者さんとしっかりと向き合った診療をしていることですね。診療時は、患者さんの希望を聞きながら、歯科医師の視点から医学的にアプローチするようにしています。インターネットで調べた医療情報や、人づてに聞いた情報を誤認識されている人もいるので、医学的根拠のある情報をお伝えすることも大切にしています。ありがたいことに、患者さんから「気持ちに寄り添ってくれてうれしい」というお声をいただくこともあります。また、当院の診察室は半個室なので、プライバシーが保たれた環境で治療を受けられることも特徴の一つかもしれません。

どんな患者さんが受診されますか?

当院は開院後40年が経過していることもあり、この地域にお住まいの方にご利用いただいています。年齢層でいうと60歳以上の方や、近くに大学があることもあって20歳前後の学生の方がよく来院されています。最近はマンションの増加に伴い、ご家族での受診も増えています。ご年配の患者さんの中には、重度の歯周病が発症している方もおられ、無理に治療を進めることはありませんが、症状の改善をお手伝いしたいというのが本心です。また、症状がなくても定期的にメンテナンスを受けていただくことをお勧めします。頻度は人それぞれですが、だいたい3ヵ月に一度受診していただくと、歯科疾患の予防や早期発見につなげることもできるんですよ。

歯周病治療に注力されているそうですね。

歯周病菌は口腔内の常在菌であり、完全に除去することは難しいので、治療では歯周病菌の抑制が目標になります。歯周病菌を増殖させないためには、毎日のブラッシングで細菌を減らし、口腔内を清潔にすることが重要。ブラッシングしやすい口内環境を整えなければ、どれほど気をつけて歯を磨いていても、十分とはいえません。歯に食べ物が詰まりやすかったり、磨きにくいといったお声があったりする場合は、かぶせ物の交換を提案することもあります。歯周病は進行すると抜歯につながることに加え、高血圧や心筋梗塞との関連も指摘されているなど、全身の健康にも悪影響を及ぼす病気です。だから、若いうちから意識して口内環境を整えることが大切です。

困ったときの選択肢の一つとして自由診療にも対応する

自由診療のメリットを教えてください。

自由診療の場合、使える素材の選択肢が増えることが、患者さんにとって何よりのメリットだと考えています。入れ歯などの技工物においても、保険適用内の素材に比べて、よりお口にフィットするものを製作できるんです。また、歯は治療を重ねていくごとに寿命が縮んでいきますが、自由診療の場合、一回の治療で長持ちさせることが期待できるため、その分、歯の寿命も長持ちさせることが望めます。当院では、お口の中のトータルバランスを保つためには、精密な治療が欠かせないと考えています。患者さんのお口に合ったものを長く使っていただくことを目的に、選択肢の一つとして自由診療も用意しています。

インプラント治療も実施されているのですね。

残念ながら歯を失ってしまった場合は、インプラントなどの修復治療を提案しています。歯を残すことを重視している一方で、口腔内の状態によっては、歯を残すことで口内環境が悪化してしまう場合もあるんです。お口の機能を保つことを第一に、抜歯するかどうかを慎重に判断するようにしています。また、周辺の歯の状態もしっかりと見た上で判断していますが、患者さんが歯を残すことを希望されたときは、その考えを尊重した治療計画を立てています。困ったときの選択肢としてインプラント治療を用意していますので、わからないことや不安なことはスタッフや私に聞いていただければと思います。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

しっかり噛めて長持ちする歯を保つためには、病気になってからの治療ではなく、予防を目的とした受診が重要です。当院ではお口全体のバランスを整えることをめざし、患者さんのライフスタイルにも配慮しながら一人ひとりに合わせた治療をご提案しておりますので、気兼ねなく何でもご相談ください。なお、きちんと時間をかけて対応させていただくため、初診の方にはお電話でのご予約をお願いしております。

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    当院は歯の健康をトータルコーディネートすることをモットーに、 患者さま一人ひとりに時間をかけて丁寧な治療とコミュニケーションに取り組んだ診療を行っています。 今回は、当院で一緒に働いて下さる歯科助手スタッフを募集いたします! まずは一度お気軽にご連絡ください♪ < point > ■資格・経験・学歴・年齢不問!しっかりサポートします♪ ■駅チカで通勤便利な立地 ■週休2日制でプライベートも充実(日・祝・土曜午後・隔週水曜お休みです) ■正社員登用あり

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