歯科衛生士は患者の「お口の健康」を守る大切なパートナー。新卒など若手の育成に力を注ぎ、長く寄り添える歯科診療の実現へ
タニモト歯科クリニック (茅ヶ崎市/茅ケ崎駅)
歯科衛生士 入職3年目
冨永 幸乃さん
コミュニケーションすることが好きで「この人の役に立ちたい」と思える人や勉強熱心な人にとって成長を実感できる環境があります
虫歯や歯周病の治療や、欠けたり失ったりした歯を補う補綴治療、口腔内トラブルを未然に防ぐ予防歯科を診療の3本柱とし、歯科診療全般に対応する「タニモト歯科クリニック」。個々の患者さんに合った治療の提案・提供をモットーに掲げ、どんな診療でも歯科医師と歯科衛生士、患者さん本人が「三位一体」となって、長期的な歯の健康をめざします。診療の柱のうち歯周病治療と予防歯科は口腔衛生管理のプロである歯科衛生士がメインで対応するため、谷本亨院長は「歯科衛生士なくして歯科治療は成り立たない」と口にするほど絶大な信頼を寄せています。入職2年目で、専門学校生時代の実習を期に同院に入職したという歯科衛生士の冨永幸乃さんに入職から現在までを振り返ってみて感じる、働く場としての特徴や魅力を聞きました。
(取材日2022年12月22日)
タニモト歯科クリニックに入職しようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?
歯科衛生士専門学校2年生の頃の実習先が当院だったんです。当院の診療の柱の一つである予防歯科の診療の様子は特に印象に残っていますね。先輩の歯科衛生士さんが患者さんに対して「どうしてこうなってしまったのか」「これからの診療で何をしていくのか」といったことを丁寧に説明されていて。とにかく予防歯科を大事にされているんだということが理解できましたし、憧れの気持ちを持つようにもなりました。20日間の実習の最終日に谷本院長から声をかけていただき、ここで働こうと決めました。
実際に働きはじめて感じた印象や、歯科衛生士目線で感じるクリニックの魅力などを教えてください。
当たり前ですが、実際の診療に携わるので実習とは比べ物にならないほどの大きな責任が伴います。実習中にも「院長や先輩たちのようにうまく話せるかな」と思うことがありました。でも入職後、説明時の「伝えるポイント」などを丁寧に教えてくださったり、説明時の良いところや改善点を指摘してもらえる「説明テスト」があったりと、とても手厚い指導があったのでだんだんと自信をつけることができました。また、はじめのうちは先輩歯科衛生士が患者さんへの説明に同席してくださるので心強かったです。外部セミナーにも参加できるので、診療経験の浅い新卒の歯科衛生士でも安心して実践力を身につけられる環境があると感じます。
診療では患者さんとコミュニケーションの機会も多いかと思います。患者さんと接する際どんなことを心がけていらっしゃいますか?
当院では同じ歯科衛生士が患者さんの毎回の診療を担当するスタイルで、1回のメンテナンスを1時間程度かけて行います。患者さんとのコミュニケーション量は自然と多くなりますね。コミュニケーションを重ねることは、信頼関係を築く上で大事なポイント。プライベートな話題など雑談も織り交ぜながら、人柄や治療に対するモチベーションなど、コミュニケーションを通じて汲み取ったことを院長と共有して治療方針の参考にすることもあります。患者さんの身近な存在として、治療に対するモチベーションアップにつなげることも意識しています。また、お子さんの診療ではお母さんに院長と歯科衛生士からしっかり治療についてご説明させてもらいます。
タニモト歯科クリニックの気になるQ&A
Qタニモト歯科クリニックの診療の特徴は何でしょうか?
A当院は、初診時に患者さんの主訴やご希望を丁寧にお聞きした上で、必要な方にはレントゲン写真や口腔内写真、歯周病の検査、唾液検査や位相差顕微鏡検査などできる限り詳しくお口の中を調べます。しっかりと検査をすることで患者さんにとって最適な治療や予防が行えると思います。また私たち歯科衛生士も1人1台拡大鏡を使えるので、細かい所も見えて自信を持って治療ができ、とてもやりがいを感じながら仕事ができます。
Q1日の業務の流れを教えてください。
A始業前に診療準備と朝礼を実施し、9時に診療スタート。午前診療では4人程度の診療を行います。午後はお子さんの受診が増えるので状況を見ながら歯科衛生士同士でフォローして対応します。診療終了後片付けと終礼を行い、19時ごろに退勤となります。院長に相談事がある場合は19時以降に時間を設けてくださるので、疑問点もその日のうちに解消しやすいです。その他、日によって全体ミーティングや勉強会なども行われます。
Qどのような人が向いている職場だといえますか?
A院長は若手育成にも積極的で、歯科衛生士の役割をとても大事にしてくださっています。やる気があって人と話すことが好き、予防歯科や歯周病治療に対して意欲的に取り組みたい、勉強会やセミナーにも参加したい、新しいことを経験するのが楽しいという人にとってたくさんのことが学べる環境がそろっていると思います。患者さんもお話好きの方が多く、明るく楽しいおしゃべりがしたいという人にはやりがいを感じやすい環境です。