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たけうちアイクリニック (練馬区/富士見台駅)

竹内 裕貴 院長、中村 真太郎 副院長の独自取材記事

西武池袋線の富士見台駅南口を出て徒歩2分ほどの場所にある「たけうちアイクリニック」。同院では長年大学病院や総合病院で経験を積んだ竹内裕貴院長と中村真太郎副院長が連携し、さまざまな症状に対応する。院内に手術室を設けて日帰り手術にも対応。特に白内障に関しては、かなり進行した難症例でも日帰り手術で行うことに努めており、近隣に住む多くの高齢者が白内障手術のために来院しているそう。クリニックではあまり行われていない涙道疾患や眼瞼下垂症の手術に対応していることも同院の特徴だ。そんな専門的な外科治療を取り入れながらも、患者の悩みに寄り添い、一つの分野に偏ることなく幅広い症状の診療に注力しているという竹内院長と中村副院長に、その診療内容や思いを聞いた。

経験豊富な眼科医師2人が連携して診療

優しい雰囲気の院内ですね。

【竹内院長】自然味のある親しみやすい雰囲気にしたいと思い、内装は木材をふんだんに使用しました。車いすやベビーカーのまま移動できるように診察室や検査室、手術室の面積を広めに確保してあります。検査や手術に必要な機器についても豊富に取りそろえており、網膜の詳細を診るためのOCT、緑内障の検査をするための視野計、眼内レンズの検査をするための機器、後発白内障を治療するためのレーザーも備えました。ちなみに当院は、ひばりが丘にある「ひばり中村眼科」の分院で、中村副院長はそちらの院長を務めています。当院には週1、2日出勤し、涙目や涙嚢炎といった涙道疾患や眼瞼下垂症の手術などを担当しています。

こちらのクリニックには、どんな訴えでいらっしゃる方が多いですか?

【竹内院長】50代から80代の患者さんを中心に、「見えづらい」「まぶしい」など白内障の症状を訴えてくる方が多いです。最近ではライフスタイルの変化により加齢黄斑変性症の患者さんも増えてきています。 【中村副院長】逆さまつげで目がごろごろするけど我慢していたり、まぶたが下がって見えにくくなっているけど治らないと思っていたり、患者さん自身気になってはいるものの訴えがない症状にはこちらが気づいて声をかけるようにもしています。竹内院長も私も、地方の病院でさまざまな症例を診察してきた経験がありますので、視力検査・眼圧検査・眼底検査や眼鏡処方、点眼薬処方などの一般的な眼科診療のほか、眼瞼けいれんに対するボツリヌス毒素製剤による治療、アレルギー検査、花粉症などアレルギーの治療まで幅広く対応することが可能です。

お二人とも長年病院で勤務されていたそうですね。

【中村副院長】新潟大学医学部を卒業し、2016年に「ひばり中村眼科」を開院するまで、新潟県内の大学病院や総合病院などに勤務しました。一つの専門分野を追求するよりは幅広く勉強したいと考えていましたので、東京のようにこの病気はこの病院にと振り分けられる環境ではない地域で、希望どおりさまざまな疾患に対応する経験を積むことができました。 【竹内院長】同じく新潟大学医学部を卒業し、中村副院長は大学の1年先輩になります。その後、新潟県内のいくつかの関連病院で10年間勤務医として働き、2013年からは埼玉県の総合病院に移り、眼科部長として7年間勤務した後にこちらを開院しました。ひばり中村眼科では私が埼玉の病院に勤務している時に週1回ペースで診察を担当していました。現在では連携を取りながら眼科の手術を行っています。

難治性の疾患にも対応する日帰り手術

こちらでは難治性白内障の手術も行っていると聞きました。

【竹内院長】はい。白内障の手術は私の専門分野で、目的は「濁った水晶体の中身を除去する」ことと「代わりになる眼内レンズを挿入する」ことになります。比較的初期の白内障に対しては最も一般的な「超音波水晶体乳化手術」を行いますが、白内障がかなり進行してしまった場合でも「水晶体嚢外摘出手術」という術式で日帰り手術を行うことができます。さらに後発白内障に対するレーザー治療や、水晶体脱臼に対する眼内レンズ縫着術など、専門性の高い治療にも対応しています。「白内障の手術は怖い」と思っていらっしゃる方も多いようですが、実際に受けてみると術中や術後の痛みも少ないと喜んでくださるはずと自負しています。

中村副院長は涙道疾患の治療も得意としているそうですね。

【中村副院長】専門としてきたわけではありませんが、手術も数多く経験していますし、一通りすべての症状に対応するという私の考えもあって、涙道疾患に対して外科的治療ができる設備を整えました。涙道の手術方法は大きく分けて2つあり、皮膚を切らずに10分ほどで終わる内視鏡手術をメインに、重症の場合には涙囊鼻腔吻合術という手術も行っています。どちらも日帰り手術が可能です。目やにの症状は結膜炎と診断されてしまうケースも多く、結膜炎の目薬ではもちろん治りませんので、当院では必要に応じて涙道疾患の検査もしっかりと行っています。正しい診断と治療が根治への第一歩となりますので、医師が気づいて検査をすることが大事だと考えています。

眼瞼下垂の治療や硝子体注射も貴院で行えるのでしょうか?

【竹内院長】加齢黄斑変性症の治療として硝子体注射を当院で行えます。もともとは大学病院などで行っていた治療ですが、継続する必要があるので通いやすいクリニックで受けられるのは患者さんも楽なのではないでしょうか。また、合併症として眼感染症なども起こり得るため、身近なクリニックでこまめに注射後の診察を受けることが大切です。 【中村副院長】まぶたが下がる眼瞼下垂も涙目と同じで仕方がないと思われている症状の一つですが、当院では日帰り手術で治療可能です。手術方法はいくつかあり、皮膚を切らずにまぶたの裏から持ち上げる方法や、眉毛の下の皮膚を切除して縫合する方法など、患者さんの症状に合わせて行っています。そのほか、緑内障、網膜剥離、糖尿病網膜症などの手術も院内で行えます。

充実した診療内容で地域住民に頼られるクリニックに

お二人が医師をめざしたきっかけはどんなことでしたか?

【竹内院長】父が精神科の医師だったので、幼少時から医師という職業を身近に感じていました。医学部に進学した当初は精神的な分野に興味を持っていたのですが、研修中に患者さんとやりとりをしていく中で、白内障の手術をした患者さんが術後にたいへん喜ばれている姿を見てやりがいを実感し、眼科の医師という道に進みました。 【中村副院長】もともと理系で物理や化学が面白かったので、その方面に進みたいと考えていました。医学部に進んでからも、正直最初は人を助けたいという思いよりも治療内容のほうに興味があったのですが、次第に病気を治療して患者さんに喜んでもらえることにやりがいを感じるようになりました。手術のない科ももちろん大事ですが、自分1人でも患者さんに何かメリットを与えられる眼科に大きな魅力を感じ、今に至ります。

治療方針を教えてください。

【竹内院長】患者さんが何にお困りなのかを捉えられるように、まず問診を重要視しています。そして、患者さんの主訴から正しい診断をするために、いままでの病院勤務の中で培った経験と技術を生かした診療を心がけています。また目だけではなく体の病気が原因と思われる緊急性の高い患者さんがいらっしゃった場合には、近隣の大きな病院への紹介も行っています。一般的なクリニックではなかなか受けられない治療や手術を地域の方々に提供することも、当院の診療方針の一つです。 【中村副院長】患者さんが困っていることの中で、眼瞼下垂や涙目をはじめ、治ると思っていないような症状でも「まぶたが下がって見えにくくないですか?」など、われわれ医師から気づいて改善するための方法を提案していきたいと思っています。専門分野だけではなく多様な症状に対して頼りにしてもらえるクリニックでありたいです。

読者へのメッセージをお願いします。

【中村副院長】当院には入院施設こそありませんが、診療内容は各種専門施設、大学病院に劣らないほど充実していると自負しています。遠くの病院に行くのが大変という方は、一度相談していただけたらと思います。 【竹内院長】クリニック規模で、多くの外科的治療を行っているところはまだまだ少ないのが現状です。当院はそうした面でも皆さんのお役に立てればと考えています。また感染症対策も徹底して行い、患者さんが重ならないように初診から予約システムを利用することも可能です。駅近で通院にもたいへん便利なので、ぜひ気軽にいらしてください。

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