看護師・歯科衛生士・医療事務などの転職ならドクターズ・ファイル ジョブズ
求人情報 8,962件 掲載中! (2024年07月01日現在)

ビクアスクリニック秋葉原 (千代田区/秋葉原駅)

植木 健太郎 院長の独自取材記事

秋葉原駅前にある「ビクアスクリニック秋葉原」は、エイジングケアなどの美容皮膚科から、形成外科、皮膚科までカバーするクリニックだ。院長の植木健太郎先生は、約10年にわたって大学病院などで形成外科の診療経験を積んだ、日本形成外科学会認定の形成外科専門医。眼瞼下垂の保険診療から、美容ケアまで幅広く対応しており、手術では、傷痕を目立たせずきれいに治すことをめざす。また、患者が納得して治療を受けられるよう、事前に時間をかけてしっかりカウンセリングを行うことを大事にしている。優しい笑顔がすてきな植木院長に、力を入れている治療や診療の際に大事にしていることについて話を聞いた。

形成外科の技術や経験を美容分野で生かしたい

院長就任までの経緯から教えてください。

大学を卒業後、福岡大学医学部の形成外科医局に入局。そこから10年弱、神奈川県立こども医療センターや京都大学医学部附属病院などの形成外科で働いた後、美容外科クリニックに転職して院長も務め、2022年にこのクリニックを開業しました。もともと、大学に入る前から美容分野に興味があり、最初は美容師やメイクアップアーティストになりたいと思っていたんです。ただ親が医師だった影響などもあり、美容分野で医師にしかできないことをするのも良いかなと思い、最終的に医学部をめざし、手術の技術を身につけるために形成外科を選択しました。大学病院では悪いところを治すための治療、開業後はプラスにするための治療と、医療の目的は変わりましたが、とてもやりがいを感じています。

形成外科は、どんなものを扱う科なのでしょう。

頭の先から足の先まで、皮膚の表面全部の異常を診療対象とする外科です。「皮膚外科」ともいえるでしょうか。僕は大学では主に、先天的な組織の異常の治療や子どもの変形の治療を行っていましたが、外傷の治療や再建治療も形成外科の領域です。傷痕の残り方は、治療のために皮膚を切る場所や方向、縫合の方法によって全然違ってきます。できる限り傷痕を目立たせず、自然な仕上がりにするのが形成外科の技術であり、こだわっているところでもありますね。例えば、傷を縫い合わせる時は、皮膚の表面だけを縫うと傷痕の幅が広がってしまうので、溶ける糸を使って皮膚の内側を縫うのもそうですし、しわの向きや場所を考えて、そもそも最も目立たない場所を選んで切開するのも形成外科ならではの技術です。これまで身につけた技術を駆使して患者さんに喜んでもらいたいと思っています。

患者さんは、どんな悩みで来られる方が多いのですか?

男女ともに、しみを消したい、ほくろを取りたいといった肌の悩みで来院される方が多いかなと思います。肌の悩み以外だと、入れ墨の除去を希望される方もいらっしゃいますね。患者さんの4割ぐらいは男性で、男性の比率が高めなのは、当院の特徴といえるかもしれません。なお、ED治療や男性型脱毛症(AGA)治療を除けば、男女によるニーズの違いはほとんどなく、やっぱり肌の悩みで来られる方が多いようです。なお、脂肪腫や粉瘤、ほくろなどの皮膚腫瘍の除去や眼瞼下垂(がんけんかすい)の治療、埋没耳や立ち耳といった耳の奇形、ニキビ治療など、保険が適用される疾患の治療も行っています。

丁寧なカウンセリングを通じて治療方法を決定

治療はどのように進むのでしょうか。

例えば、しみ取りをご希望の場合、まずは肌を画像から解析できるシステムを使って、肌の状態を見せていただきます。その画像を見ながら患者さんと話し合い、どのような方法でケアしていくかを決めていきます。方法が決まったら、当日から開始される方が多いですね。ケアの内容によりますが、1回で終わることはあまりなく、定期的に何度か通っていただくことがほとんどです。手術をした場合は、基本的に、抜糸を行う1週間後、1ヵ月後ぐらいで傷口の腫れが引いた頃、3ヵ月~半年後ぐらいの傷が落ち着いた頃のタイミングで診させてもらっています。

診療の際に大事にしていることを教えてください。

最初に患者さんとのカウンセリングを行うのですが、その際にできるだけ時間をかけて、しっかりお話しすることです。気になっていることがあってもいざカウンセリングになると言えなくなってしまう方、しみの相談で来られたけれど、実はほかの部分も気になっているという方など珍しくないので、時間をかけてお話しすることで、患者さんの希望や想いをしっかりくみ上げられればと思っています。思いついたことはなんでも話してもらいたいので、話しやすい雰囲気をつくるようにもしていますね。複数の施術をご希望の場合は、保険診療と自費診療は一緒にはできないといった制約はありますが、できるものは同日に行うこともあります。

眼瞼下垂の治療について教えてください。

伸びてしまったまぶたの筋肉を切除したり、短縮させることで、目を開きやすくすることをめざす方法が一般的で、主に眼科や形成外科などで外科手術によって行います。自然な仕上がりにするためには左右を比較しながらの微調整が欠かせないので、局所麻酔を用いて意識のある状態で手術を受けていただきます。両目とも同日に、日帰りでの治療が可能で、かかる時間は状態と内容にもよりますが、おおよそ1時間程度。二重のラインに沿ってメスを入れるのが基本ですが、まぶたの厚みの関係でより自然に仕上がる眉下ラインの切開を採用することも多くあります。その場合は眉下のラインに沿って数cm程度メスを入れることになりますが、半年もたてば傷が目立ちにくくなるでしょう。治療をすることで視野が広がることが期待できるだけでなく、慢性的な頭痛や肩こり、額のしわなどの改善につながる場合もありますので、早めの受診をお勧めいたします。

眼瞼下垂手術は保険適用になりますか?

「まぶたが下がって視界が狭くなっている」「下がったまぶたで目が開きにくい」という方にお勧めのものですが、現在の状態で目がどれぐらい開いているのか、生活にどれぐらいの不便があるのかを見て、病的な状態だといえる場合は保険適用になります。ですが、目は開いているけれど、形が気になるので施術を受けたいといった場合は保険が適用されません。簡単にいうと、日常生活に困っているのか、生活に不便はないけれど見た目が気になるのかですね。また保険診療の枠内では難しい対応も、自費治療ですと可能となるため、保険適用の患者さんでも自費治療を選択される場合もあります。そのあたりもカウンセリングでしっかりお話させていただきますので、まずはお気軽にご相談いただければと思います。

美容のかかりつけ医として頼られる存在に

傷痕や手術の痕をきれいにするための治療も行っていると聞きました。

形成外科ですので、もちろん対応しています。傷痕の状態や個人の体質にもよりますが、傷痕を切開してより目立たなくする方法と、回数をかけて傷跡をぼかしていく方法など、一人ひとりと相談しながら決めていきます。この施術に限らず、治療方法は一人ひとりに合わせた完全オーダーメイドなので、適切な方法を考え、提案し、患者さんと話し合って決めています。

今後、さらに取り組んでみたいことはありますか?

まずは保険診療でできる手術をもっと増やしていくことです。あとは、今も力を入れていますが、しわ・しみなどニーズの高いエイジングケアは引き続き重点的に取り組んでいきたいと思っています。性別や保険・自費の垣根を超えてトータルケアできるクリニックをめざしていきます。

最後に、患者さんに向けて一言メッセージをお願いします。

ニキビ治療やほくろの除去などの保険診療も可能ですし、今まで美容外科や美容皮膚科を利用したことがない方でも、ご来院いただくハードルは低いかなと思います。「しみが気になる」「ニキビを治したい」といったお悩みに対し、お話を聞いて、良さそうな治療を提案できると思うので、まずは気軽に来てみてください。美容ケアやエイジングケアには力を入れているので、美容のかかりつけ医として、長くお付き合いしていけるとうれしいです。また、男性の患者さんが4割とたくさんいらっしゃるクリニックなので、エイジングケア、脱毛、ED治療、AGA治療などをご希望の男性にも多く利用してもらえればと考えています。最近は美容ケアを始める男性も多くなっていますし、男性が美容にもっと興味を持ってくれるといいなと思っています。

Access

ビクアスクリニック秋葉原の求人

  • 看護師(パート・アルバイト) の求人募集情報 ビクアスクリニック秋葉原

    土曜日の週1日から募集しています。

    職種(雇用形態) 看護師(パート・アルバイト)
    給与 時給 1800円 〜
    担当業務
    • 外来
    勤務形態
    • 日勤のみ
    勤務時間 10:00 〜 17:00
    最寄駅 秋葉原駅
    こだわり条件
  • 未経験OK
  • 転勤なし
  • 駅近(徒歩5分以内)・駅ナカ
  • 子育て中の方歓迎
  • ブランクOK
  • 週1日からOK
facebook
twitter
line
Bg base b 00
Btn close